滋賀出身で、NYで壁画を描く人を見た。
いまバンクシーのおかげで、壁画は市民権を得た。
おれも、近所の誰かのへたくそなスプレーの線に
色を付けて、なんとか絵に見えるように仕上げようと
したことがある。
ラッパ吹きとか、大きな木とか、それなりのものができたが、
誰かが消した。心狭い。
こういうものが、「公共」の概念の在り方を表す。すこしずつ、町の機能とか、公共空間とか、言われ始めてもう何年? モビリティーの時代が近く、そこからまた大きく変わるだろう。(我々もミサイルで破壊されなければ。)
近くに芸大もあり、誰かやればいいのにと思うがやらない。
誰の作品か、小さな、青いステンシルが、一か所、ひとつある。